2017.01.16
持続可能な開発目標(SDG)振興本部が世界の健康問題、避難民問題、女性の自立への財政援助を約束
2016年12月22日、持続可能な開発目標(SDGs)推進本部は、「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」を決定しました。
実施方針には、経済、社会、環境など8つの優先事項と140の対策が盛り込まれています。本方針と併せて、安倍首相は世界の健康問題、難民問題および女性の自立支援の領域における3つの政策を発表しました。グローバルヘルスにおいては、政府は感染症対策、医療制度の強化、女性の健康およびポリオ撲滅に対して総額約4億ドルの支援を行う予定と発表しました。更に、安倍総理は難民への支援には約5億ドル規模の支援を行う予定と述べました。また、先日開催された女性世界大会(WAW)でも発表されましたが、政府は女性の権利の尊重、能力発揮のための基盤の整備、リーダーシップの向上に焦点を当てた取り組みに対し、2018年までに30億ドル以上の支援を行うと表明しました。これらの公約の進捗状況は、2017年7月の国連で共有される予定です。
関連リンク:
・持続可能な開発目標(SDGs)推進本部