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2016.12.20

第10回JIGH勉強会「医療の見える化は誰のため?」 ―学生でもわかる、データヘルスの未来と備えるべきこと― 開催 報告

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2016年12月19日、慶応義塾大学医学部 医療政策・管理学教室 宮田裕章教授を講師としてお迎えし、JIGH会員向け勉強会第10回 JIGH勉強会「医療の見える化は誰のため?」 ―学生でもわかる、データヘルスの未来と備えるべきこと―が開催されました。

聞き手をJIGH理事長 渋谷健司、モデレーターを立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 特任教授/JIGHアドバイザー 亀井善太郎が務めました。

近年、ビッグデータの活用やAIによる分析に注目が集まり、医療の分野においてもこれらの技術革新を積極的に取り入れていこうという機運が高まってきています。今回の勉強会では、厚生労働省が提言した「次世代型保険医療システム」について、患者・国民にとって価値があるデータを国民や官民で一緒に創出していくという全体像を説明し、保険医療分野におけるICTを活用した具体的な取り組みについて解説しました。

実際に​専門医制度と連携した臨床データベース(National Clinical Database​:NCD​)​では​、日本の病院間での手術成績や死亡率などを比較し客観的にデータをみえる化したことで、日本の医療をマクロの視点で評価でき、医療の質向上と持続可能性を両立させられる可能性を説明しました。今後更なる医療のみえる化に伴い、真に価値のあった医療にはインセンティブが与えられる政策を作ることで限られた財源を適切に分配でき、また国民一人一人が医療の持続可能性について関心を持てる社会にしていくことの重要性を考察しました。最終的に議論は、情報技術革新に伴い働き方や価値観が変わっていく未来において、新しい価値を創造できる働き方が必要となるであろうという結論へと発展し、大盛況となりました。

JIGHは、会員様向け勉強会や懇親会を年4回ほど開催しております。勉強会及びJIGH会員の詳細はこちらをご覧ください。​

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