News ニュース

Global News

2017.10.26

WHO『ポリオ根絶に兆し』 2016年度感染者数37人まで減少

今月24日、世界保健機関(WHO)は、かつて日本でも猛威を奮ったポリオ(小児まひ)について、予防接種活動の幅広い実施により2016年度の感染者が37人まで減少したことを発表しました。これは、過去最少の年間感染者数であり、「根絶に向けて期待できる兆しである」(WHO当局者)として、予防接種活動のさらなる促進を呼びかけています。

1988年、推定35万人いるとされていたポリオ感染者は、2016年に37人まで激減し、2017年現在確認されているのは、3ヵ国(パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリア)における計12人と更に減少傾向にあります。

ポリオウイルスは、口から感染し中枢神経へ到達した後に、脊椎運動神経を侵し手足を麻痺させ、一般的に乳幼児が感染することが多いとされています。日本では1960年に5000人規模の流行が確認されました。ポリオウイルスの病原性を弱めて開発された「生ワクチン」の接種が普及したことで感染者は急激に減少していき、2014年にはインドを含む南東アジア地域における根絶宣言がなされました。

最新の記事

月次アーカイブ

カテゴリーアーカイブ