ゲイツ財団 インドのポリオ撲滅の進捗を賞賛

今日で野生株のポリオウィルスが最後にインドで報告されてから1年が経ちました。これはインド政府自身の努力、そして国際ロータリー、米疾病管理センター、世界保健機関、国連児童基金、数多くのボランティアや医療従事者とのパートナーシップの結果です。

ゲイツ財団の共同会長であるビル・ゲイツは以下のような声明を発表しました。

「これはポリオ撲滅のための世界の戦いにとっての大きな試金石です。インドの子供たちはいまや、予防可能なこの衰弱性疾患からは、守られています。世界中のすべての子供たちの命を救いまた生活を改善するというゴールにまた一歩近づきました。

ポリオは国々が政治的な意思、質の高い予防接種のキャンペーン、そしてポリオを撲滅するという確固たる決意を持ったときに、食い止めることができます。この歴史的瞬間を踏まえ、ポリオが完全に撲滅されるまで、インドでのポリオプログラムを今後も全力で進めていかねばなりません。

地球規模のポリオ撲滅キャンペーンを続けるために必要な資金を集め続けることは、最終的には数十億ドル近くの節約につながります。そして子供は誰一人として手足が不自由になるこの病気に苦しめられることがなくなるのです。

インド政府、シン首相、アザド保健大臣、ウッタル・プラデーシュ州、ビハール州、ウェスト・ベンガル州知事、そしてこの成功に寄与した多数の方々、おめでとうございます。インドの成功は、たとえ経済的に難しい時期であっても、困難な環境の中でも、また他に重要な開発課題がある中でも、ポリオ撲滅に向けて大きく前進する可能性を示しました。パートナーシップとイノベーションこそが貧困の中で生きる人々の命を救い、また経済的機会を作り出す鍵なのです。」

世界ポリオデーのご報告

10月24日の世界ポリオ・デーでは、国内外の重要な役割を果たす関係者が一同に集まることができました。

外務省、国際協力機構(JICA)、日本国際交流センター(JCIE)共催のハイレベル会合、世界の子供へワクチンを日本員会(JCV)と日本リザルツ共催のポリオ根絶とワクチンに関する公開イベント。そして、チャリティ・レセプションと、期間中に多くの会合が協力して行われ、それぞれの場で目に見える大きな成果を挙げることができました。

これらの会合は、今後の課題に対応していく上での官民連携の重要性を喚起し、持続可能な開発の基盤を提供するための具体的なアクションを促進することになりました。なによりも、日本がポリオ根絶という目標に向けてリーダーシップを発揮したことを世界に示すことができたのではないかと思います。

また、多くのマスメディアが本イベントを取り上げて下さったことにより、幅広く国民に世界のポリオの現状を知って頂くことができました。

特に、世界ポリオ・デーの趣旨にご賛同・ご協賛いただきました、グラクソ・スミスクライン(GSK)株式会社、エクソンモービル有限会社、ビル&メリンダ・ゲイツ財団には改めてこの場を借りて御礼を申し上げます。

日本グローバルヘルス協会(JIGH)は、国際ロータリーとビル&メリンダ・ゲイツ財団との共催で、ポリオ根絶に向けた国内世論喚起と国際社会への発信を効果的に行うとともに、官民連携による具体的アクションを促進する観点から、チャリティ・レセプションおよびチャリティ・オークションを実施しました。純収益の使途は、事前に実行委員会によって合意されました通り、途上国におけるワクチン支援事業に要する資金の支給に特定されるものとし、国際ロータリーと協議の上、その全額(レセプション寄付金¥790,000、チャリティーオークション落札額¥2,735,636、国際ロータリーより寄付金¥400,000、総額¥3,135,636)を世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)に寄付させて頂きました事をここにご報告させていただきます。

これらは、皆様ひとりひとりのご協力や寄付がなければとても達成できるものではありませんでした。
ここに厚く御礼申し上げます。

JIGH理事長 内藤正光


「世界からポリオをなくそうチャリティーオークション」開催中!

ポリオ根絶を目指すJIGHの活動にご賛同いただいた国内外の著名な方々から、たくさんの出品をしていただき、「世界からポリオをなくそうチャリティーオークション」を開催中です。
豪華な出品者は以下の通りです。

第一弾10月25日0時~10月31日0時
ビル・ゲイツ氏、横綱白鵬関、江夏豊さん(プロ野球)、衣笠祥雄さん(プロ野球)、鳥谷敬選手(プロ野球・阪神)、宇津木妙子さん(ソフトボール)

2弾11月1日0時~11月7日0時
AKB48、ビル・ゲイツ氏、亀田興毅選手(ボクシング)、日本代表女子ソフトボールチーム、MEGUMI(タレント)、トシ子(造花アーティスト)

オークションサイトはこちら

10月24日は世界ポリオデー!

10月24日は世界ポリオデーで、世界各地で様々なポリオ撲滅イベントが開催されます。
日本におきましても、JIGHなどが主催し、様々なイベントが計画されています。

「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟」発足

5月31日、参議院会館にて「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟」の設立総会が開催され、無事に議員連盟(議連)が発足いたしました。
主な役員は、
最高顧問=森 喜郎(元首相)
会長=鳩山 由紀夫(前首相)
幹事長=川口順子(元外相)
事務局長=藤末健三(総務委員会委員長)
です。

ポリオ根絶議連(PDF)

ポリオ議連

世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟

災害対策医療従事者支援システムの構築を支援

東日本大震災被害への支援の一環で、日本グローバルヘルス協会では災害対策医療従事者向けの業務システム「pinponcare」の構築をサポートしています。当協会がシステム構築を依頼した竹内氏(日本エリクソン)は、宮城県災害対策支援本部災害医療保健支援室にて24日から31日までの1週間、通信担当のボランティアとしての支援を行いました。現在も避難所では物資の不足、ライフラインがない生活環境等、厳しい状況が続いていますが、一方で自衛隊、消防、警察などの公的機関、NPO等が活発に救急、支援活動を続けています。仙台市の都市部では、ガス以外の電気、水道、携帯電話といったライフラインは復旧しており、商業活動も動き始めている状況です。仙台空港を始めとして鉄道、道路の復旧作業も、急ピッチで進んでおり、交通インフラの復旧も着実に進行しています。

しかしながら、沿岸部は、津波によって壊滅的な損害を受けており、未だに被災者の方々の一部は厳しい避難所生活を余儀なくされています。長期にわたる避難所生活は、心理的、肉体的負担が重く、被災者の方々の健康状態が懸念されます。また、慢性疾患、感染症といった病状だけでなく、多くの方々の心のケアも重要です。現在は自衛隊や多くの医療チームが現地での救急医療の活動をしておりますが、次第に、プライマリケアの体制へと移行していく必要があります。そのため、これらの業務を支える医療支援システムの構築が急務となっています。同システムの導入により、情報の共通化、医療業務の効率化が見込まれ、現場の医師、看護師、薬剤師等の医療従事者の業務の軽減や、医療ミスの減少が見込まれます。

今後も、日本グローバルヘルス協会は医療従事者向け業務システムpinponcareの構築を支援して参ります。

ゲイツ財団とGAVIが訪日しました

2月22日、ゲイツ財団からグローバルヘルス部門の副理事David Bowen氏、GAVIから資金調達担当上級マネージャーのBrian Tisdall氏の2名が来日し、内藤理事長・渋谷副理事長・松村専務が対応いたしました。
議員連盟会長をお願いしている鳩山由紀夫さん、幹事長または事務局長をお願いしている若手の西村康稔さん(自民党、兵庫選出衆議院議員)と藤末健三さん(民主党、全国区参議院議員)とともに、
ゲイツ財団やGAVIと連携して如何なる貢献が出来るのか等の意見を交換し合い、互いの協力関係を築き上げることができました。

また、25日にはゲイツ財団のDavid Bowen氏の他にも、グローバルヘルス分野で著名なRichard Cash教授らもお迎えして議論をしました。

ゲイツ財団のDavid Bowen氏と鳩山由紀夫氏

ゲイツ財団のDavid Bowen氏と鳩山由紀夫氏

阪神淡路大震災等から学ぶ必要な保健医療対策

今回の東日本大震災による被災者の保健医療対策を効果的に進めるためには、政治・行政・NGO・国際機関等の連携が不可欠です。そこで、その任にある国会議員の皆さんの理解を深めていただくために、UNICEFの國井修氏を招いてお話をしていただきました。

國井氏は阪神淡路大震災をはじめスマトラ島大津波やミャンマーサイクロンで被災者のケアに当たった実経験をもち、実に実践的なお話をしていてだき、参加された議員の皆さんからも必ず政策に反映していくとの強い決意をいただきました。

日本グローバルヘルス協会としても、ゲイツ財団やUNICEFとも連携して、これから現地に赴いて対応に当たって参ります。

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